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「松岡コレクション めぐりあうものたち Vol.2」開催中

16面記事

企画特集

ヨン・フレデリック・ピーター・ポルティーリエ<オリエントの少女像>

松岡美術館

 松岡美術館(東京都港区)は「松岡コレクション めぐりあうものたち Vol.2」を2022年8月2日(火)より開催している。
 本館創設者・松岡清次郎が作品とのめぐりあいを積み重ねて蒐集した約2400点のコレクションより、3会期連続で「出会い」をテーマに作品を展観する。
 館蔵の中国陶磁、中国絵画、日本画、西洋画、能面などのコレクションを再構成し、Vol.2となる本展。今回は「霊獣の文様(しるし)」、「西洋絵画展―東洋のかおり」、「中国青銅器 文様」の企画展を開催している。龍や鳳凰などのモチーフが用いられた陶磁器・銅鏡・翡翠作品、中国や日本からの影響をはらむ西洋画、文様に着目した中国青銅器を展示する。
 特に注目の企画展「西洋絵画展―東洋のかおり」では、清次郎自身がめぐりあい、選び抜いた西洋画を約4年ぶりに公開する。ポルティーリエ、クロード・モネ、モディリアーニ、シャガール、マリー・ローランサンなど、西洋文化に影響を与えた「東洋のかおり」ただよう名画の数々を紹介。
 ニューヨークやシカゴでも活躍したオランダの画家ポルティーリエは、オリエント風の装束を身に着けたモデルの作品を数多く描いた。生命力のある表情や、アクセサリ―や衣装の細かな描写はアメリカでも人気を博した。
 ヴィクトリア朝絵画から、印象派、エコール・ド・パリなど約130点に及ぶ松岡コレクションの西洋絵画から、今回は35点を展示している。

【展覧会概要】

名称
 「松岡コレクション めぐりあうものたち Vol.2」

会期
 8月2日(火)~10月23日(日)
 ※休館日は月曜日(ただし、祝日の場合は翌平日)

会場
 松岡美術館(東京都港区白金台5―12―6)

開館時間
 午前10時~午後5時
 ※第1金曜日は午前10時~午後7時(入館は閉館の30分前まで)
 ※会期等は変更になる場合あり。詳細は展覧会公式サイトを確認。

 展覧会公式サイト=https://www.matsuoka-museum.jp/

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