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「教師力アップ」に必須の最先端情報12カ月【第5回】

7面記事

関連団体・組織

翻訳サイトに頼るのはやめよう 教師こそ英語の力が必要な時代

教師も英語力を高めよう!~英語圏の情報と教師の研修
欲しいのは世界の情報を得るための英語力
加藤 心 TOSS お茶しましょ

 英語圏の情報を得つつ、教師自身の英語力も高める方法を2つ紹介する。
 1つ目は、英語論文だ。「Google Scholar」等で検索をすると論文が出てくる。英語の論文だから、読むのは大変だが、一つの有効な方法である。
 2つ目は、オンライン英会話を利用することである。
 私はネイティブ・キャンプという会社を使っている。
 「フリートーク」というコースを選択し、キーワードで「education」と入力すると、学校関係者の講師に当たりやすい。
 そこでは新聞、雑誌、ネットニュース、論文とはまた違った角度の現実を肉声の熱で感じることができる。最新、今の現場の声だ。

例(1)
 先日、アメリカ人の大学院生とフリートークをした。彼の専攻は、コンピュータ・サイエンスだ。
 アメリカの彼の大学では、授業形態でハイブリッドもブレンディッドも行われているようだ。
 しかし、教師側の問題があるようだった。
 彼は言っていた。
 「大学の先生方はあんなにも専門分野に関して能力が高いのに、なぜあんなにもテクノロジーの技術に関して能力が低いのか。Zoomひとつとっても十分に使いこなせていない。コンピュータがせっかく進化しても、教師側がそれを使いこなせなければ、良い授業はできない!」と。アメリカの教育現場の1つのリアルな声である。

例(2)
 先日、フィリピン人の20代前半の女性とフリートークをした。
 ちょっと前まで中・高生に英語と社会を教えていたようである。
 フィリピンでは、現在もコロナの影響で休校が続いているそうである。そこで、「モジュール」というスタイルをとっている。
 親が学校に来て、プリント教材を受け取る。子どもたちは、家でそのプリント教材をやるそうだ。
 一見、聞こえは良い。去年の日本と似ている。
 しかし、フィリピンのモジュール学習では、小学生の中にはプリント学習をやりたくない子どもたちも多いそうだ。
 英語論文では、例えばブレンディッド・ラーニングの一体系として「Flipped Learning(反転学習)」が広く紹介されているが、日本の小学校でやるかどうかを考える材料になる。
 私は中学校に勤務しているが、「高校ではできるかも?」とか、「中学生にはギリギリどうかな?」などと考えるきっかけになる。
 オンライン英会話は、アフリカ、アジア、ヨーロッパ、豪州の情報も得られるのである。

(連載監修=谷 和樹 TOSS代表)

大盛況!TOSS SDGsセミナー
師尾 勇生 TOSS SDGsセミナー事務局

 第二回SDGsセミナーは池上彰氏を特別講師に迎え、TOSS実力派の講師陣が登壇。
 池上彰氏からは、「『SDGs』、『持続可能な開発目標』という難しい言葉をどのように子どもたちに教え、取り組ませて行けばよいのか」を中心にご講演いただいた。
 谷和樹氏からは、「教科書から発展させるSDGs授業」として「小学4年生 社会 水はどこから」の単元提案がされた。教科書の内容をしっかり扱いながら、意図的にSDGs教育へと発展させるモデルが示された。塩谷直大氏は書籍『議論するSDGs』(騒人社)を授業で活用した実践を報告(https://www.youtube.com/watch?v=cgv4vn8FJqI)。渡辺道治氏のおつかいの場面から消費行動を考えさせる実践では、地域の実情から授業を開発していく提案がされた。

【アンケートより】
 「池上氏の分かりやすい講演から始まり、テンポの良い授業がたくさんあり、自分も実践したいと感じました」

今月の教材紹介 今月の教材紹介「Let’s Try!準拠」英単語フラッシュカード

 新学習指導要領(2020年)に対応。文部科学省の「Let’s Try!」の基本ダイアローグで使う単語を中心に構成しています。表面は単語のイラスト、裏面はイラスト+スペルを表示しています。
 スペルには4線が引かれ、「読み」「書き」両方に対応できるフラッシュカードです。


表面


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ベーシック3年(64単語)
 (1)ダウンロードのみ 価格=5000円(税込)
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 (1)ダウンロードのみ 価格=4500円(税込)
 (2)カード+ダウンロード 価格=8000円(税込)
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 お申し込みは、教育技術研究所まで。

 問い合わせ 教育技術研究所 0120(00)6564
 https://www.tiotoss.jp/

「教師力アップ」に必須の最先端情報12カ月