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停電でも暖房運転が可能 学校など避難場所に最適

13面記事

施設特集

FF―5000BF

FF式暖房機
サンポット(株)から新発売

 災害時に避難場所として利用される、学校や集会所などに最適―。サンポット株式会社(岩手県花巻市、代表取締役社長:眞賀幸八)は、停電時でも暖房運転が可能な“停電自立防災型”の「FF式(※)石油温風暖房機 FF―5000BF(U)BDUS」を昨年12月に新発売した。
 最大の特徴は、バックアップ電源ユニットの採用で、停電が発生すると専用石油温風暖房機にバックアップ電源から瞬時に自動供給されるため、継続して暖房運転が可能なこと。停電復帰後は自動的に商用電源に切り換わる。
 このバックアップ運転モードは、50Hz地域(東日本)の場合最大で約17時間、60Hz地域(西日本)の場合最大で約15時間運転が可能となる。
 また、FF式の採用により燃焼に必要な空気を屋外から取り入れて、燃焼後の排気を屋外に排出するので、室内の空気を汚さないのも特徴の一つ。
 さらに集中制御仕様なので、専用の中央操作盤一カ所から各部屋の暖房機の「ON・OFF」が可能。この集中制御・監視機能により、各部屋にあるそれぞれの暖房機の運転状況や異常などを一目で把握できる。
 安全にも力が入れられていて、対震自動消火、停電安全、過熱防止、点火安全、燃焼制御、不完全燃焼防止―といった、各安全装置が完備している。
 価格は暖房機本体が1台20万3千円、バックアップ電源ユニットが9万9800円。

 問い合わせ=サンポット(株)電話0198・37・1177
 https://www.sunpot.co.jp

 ※FF式:燃焼用の空気を給排気筒を通して、屋外から燃焼用送風機の力で強制的に取り入れ、発生した熱を送風ファンで室内に送り出す。燃焼後の排気は同じく給排気筒を通して屋外に排出する方式。

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