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保護者にも支援を 才能児への対応で

2面記事

文部科学省

文科省検討会議

 特定分野に特異な才能のある児童・生徒への対応を検討している文科省有識者会議は13日、第6回の会合を開いた。引き続き、論点整理案について意見を交わし、才能児本人だけでなく、その家庭や保護者への支援の必要性を確認した。
 保護者が、才能児のために支援プログラムや教材などの費用を支払う場合、経済的負担が大きいとの指摘があった。
 調査アンケートから保護者も悩みを抱えていることが分かり、経済面以外でのサポートの在り方も検討する。
 また、提言内での「IQテスト」の扱いについても議論した。IQテストのみでの選抜を危険視する一方、IQテストが客観的な指標の一つになることも認めた。
 アメリカと同様、複数の検査項目の中の一つに抑える提案や、以前学校で一律の知能検査が一度中止になったことを受けて、学校で一律で検査することへの慎重論も出た。
 論点整理案では、IQやテストの得点といった一律の基準により才能を定義し、当てはまる児童・生徒のみを「特異な才能のある児童生徒」と取り扱うことはしないとしている。

文部科学省

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