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千葉県教委が教員の奨学金返還支援 令和6~11年度採用者に

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都道府県教委

 千葉県教委は、令和6年度から11年度までの間に新しく教員として正規採用された人の奨学金を全額県が代理返還する。深刻な教員不足の中、優秀な人材を確保することが狙い。採用試験倍率が低めで、未配置数も多い校種の教員確保に向けた緊急対策として行うため、期間限定で実施する。
 対象は、養護教諭・栄養教諭を除く小・中学校、特別支援学校の新規採用教員のうち、日本学生支援機構第1種奨学金の給付を受けている人。代理返還制度を活用し、採用2年目から10年目の間、県が日本学生支援機構に全額を直接支払う。1年目の条件付採用期間中は実施しない。
 令和11年度の採用選考(令和10年度実施)は現在の高校2年生が新卒で受験する年になる。県教委は高校生に進路選択の参考にしてもらい、教職を目指すきっかけにしてもらいたいとしている。
 6年度採用者については対象者数を今後、県教委が調査する。7年度以降は採用選考前に受験者に申請を求める。

都道府県教委

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