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「授業料無償化で私立高就学」は8割

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都道府県教委

 大阪府が実施している私立高校の授業料無償化制度について、82・3%の保護者が「同制度により、私立高校に就学できた」としていることが同府教委の調査で分かった。府内の私立高校に通う3年生を子に持つ保護者を対象として、平成30年度に調査を実施。前年度より2・1ポイント減った。
 年収別にみると、800万円未満の世帯で84・1%(前年度比2・5ポイント減)、590万円未満の世帯で87・2%(同7・5ポイント減)だった。
 また、「同制度により、卒業後に希望する進路が選択できる」とした割合は、回答者全体で66・6%。年収別では、800万円未満の世帯で68・1%、590万円未満の世帯で70・5%だった。
 調査は平成25年度から毎年度実施し、今回で6回目。昨年11月から今年1月にかけて実施した。各高校の調査対象となったクラスの保護者8178人が回答した。調査の詳細は、同府教委のホームページから確認できる。

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